こんにちは。韓国エンタメサポーターのカイトです。
ZEROBASEONE(ゼロベースワン)は、韓国や日本をはじめとするグローバルな舞台で注目を集めている9人組のボーイズグループです。この記事では、「ゼロベースワン 事務所」や「ZEROBASEONEの事務所はどこですか?」といった検索ワードで情報を探している方に向けて、グループの所属事務所や体制についてわかりやすく解説します。WAKEONEとラポネ(LAPONEエンタテインメント)という2つの事務所に所属している彼らの仕組みや、ライブや楽曲活動への事務所の関与など、活動の裏側にも迫ります。
さらに、気になる「メンバーの国籍は?」という疑問や、「ZB1のマシューの国籍は?」といった個別メンバーに関する情報、ユジンの所属事務所なども丁寧に紹介。また、ゼロベースワンの事務所に所属する先輩グループとの関係や、2026年1月予定の「解散」後の進路についてもまとめています。ZEROBASEONEの魅力や実力を支える体制を知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
- ゼロベースワンの韓国と日本それぞれの所属事務所
- メンバーごとの所属事務所とその違い
- 所属事務所が関わる活動内容や役割
- 解散後のメンバーの進路や事務所との関係
ゼロベースワンの事務所はどこ?所属先を徹底解説
- ZEROBASEONEの事務所はどこにあるの?
- ゼロベースワンはWAKEONEとLAPONEに所属
- 所属先ラポネの先輩グループとは?
- メンバーは異なる事務所から集結している
- 解散後は各メンバーが元の事務所へ戻る?
ZEROBASEONEの事務所はどこにあるの?
ZEROBASEONE(ゼロベースワン)の活動は、韓国と日本の2つの芸能事務所によって支えられています。主に韓国では「WAKEONE(ウェイクワン)」、日本では「LAPONEエンタテインメント(ラポネ)」が運営に関わっており、それぞれの拠点から国内外での活動を展開しています。
WAKEONEは、韓国・ソウルに拠点を置くCJ ENM傘下の芸能事務所です。音楽・映像などエンターテインメント全般を手がける大手企業CJ ENMの資本が入っており、K-POPアイドルの育成やマネジメントにおいて豊富な実績を持っています。そのため、ZEROBASEONEの韓国活動や音楽制作、パフォーマンス面のサポートなどは主にこのWAKEONEが担っています。
一方、日本での活動はLAPONEエンタテインメントが主導しています。LAPONEは、吉本興業とCJ ENMの合弁会社で、東京都内に本社を構える日韓共同プロジェクトの中心的存在です。この事務所では、日本語による広報活動や音楽リリース、イベントの開催など、日本市場向けのマネジメントを行っています。
このように、ZEROBASEONEは韓国と日本それぞれにしっかりとした運営体制が整っており、日韓を中心としたグローバルな活動を実現しています。ただし、活動の中心が国によって異なるため、ファンは両方の事務所の公式情報を確認する必要があります。
ゼロベースワンはWAKEONEとLAPONEに所属
ゼロベースワン(ZEROBASEONE)は、2つの芸能事務所に所属する珍しい形態のグループです。韓国での活動はWAKEONEが、日本での活動はLAPONEエンタテインメントがそれぞれ管理しています。この体制は、グローバル志向のK-POPグループならではの特徴でもあります。
WAKEONEは、ZEROBASEONEが誕生したオーディション番組『BOYS PLANET』を手がけたCJ ENMの子会社であり、韓国での音楽活動・マネジメント・番組出演などを総合的に支える役割を担っています。この事務所は、他のCJ ENM関連グループとも連携しており、韓国国内での広範な活動のベースとなっています。
一方、LAPONEエンタテインメントは2023年11月からゼロベースワンの日本側所属事務所となり、日本デビューを支援しています。LAPONEは日本の芸能事務所である吉本興業と韓国のCJ ENMが共同で設立した会社で、JO1やINIといった日本発のボーイズグループの育成にも関わっています。2024年3月には、ゼロベースワンは日本1stシングル『ゆらゆら -運命の花-』をリリースし、正式に日本デビューを果たしました。
このような2事務所体制には、メリットもデメリットもあります。メリットとしては、それぞれの地域で専門性の高いマネジメントが受けられる点が挙げられます。デメリットとしては、情報が分散しやすく、ファンが最新情報を追いにくくなる点があるかもしれません。
しかし、今後のグローバル活動においては、こうしたハイブリッド型の所属スタイルが主流になっていく可能性もあるため、ゼロベースワンはその先駆けと言える存在です。
所属先ラポネの先輩グループとは?
ゼロベースワンが日本で所属するLAPONEエンタテインメントには、すでに活躍している複数の先輩グループが存在しています。代表的なのがJO1とINIです。どちらも日本の人気オーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』シリーズから誕生したグループであり、LAPONEの強力なプロモーションのもとで成功を収めています。
JO1は、2019年に放送された『PRODUCE 101 JAPAN』の最終選考を経て2020年にデビューしました。韓国式のトレーニングと日本式のタレント性を融合させたスタイルで、音楽活動はもちろん、バラエティ番組やCMなどにも多数出演し、日本国内外で高い人気を誇っています。
その後を追う形で誕生したINIは、2021年に『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』から誕生し、こちらもデビュー後すぐにオリコンチャートで上位を獲得するなど、注目の存在となりました。
こうした先輩グループの存在は、ゼロベースワンにとっても大きなプラスになります。LAPONEエンタテインメントは、すでに日本の音楽市場で成果を上げてきたノウハウを持っており、それをゼロベースワンの活動にも活用できるからです。さらに、先輩グループとの共演やコラボレーションが行われる機会も期待されています。
ただし、同じ事務所に所属していても、それぞれのグループには独自のコンセプトやファン層があります。そのため、ゼロベースワンは自分たちの魅力を明確に打ち出し、他グループとの差別化を図る必要があります。競争と共存が求められる環境の中で、彼らがどのように成長していくかにも注目が集まります。
メンバーは異なる事務所から集結している
ZEROBASEONE(ゼロベースワン)の大きな特徴のひとつは、9人のメンバーそれぞれが異なる芸能事務所に所属しているという点です。この形式はK-POPのオーディション番組では比較的よく見られるものですが、初めて知る人にとっては少し複雑に感じるかもしれません。
このグループは、Mnetによるグローバルオーディション番組『BOYS PLANET』から誕生しました。番組には、韓国のみならず中国やカナダなど、多国籍な練習生が参加しており、最終的に選ばれた9人のメンバーも出身地や所属事務所がバラバラです。例えば、ジャン・ハオやリッキー、キム・ギュビン、ハン・ユジンといった複数のメンバーは「YUEHUA ENTERTAINMENT」という中国系の韓国芸能事務所に所属しています。一方で、ソン・ハンビンは「STUDIO GL1DE」、マシューは「MNH Entertainment」、キム・ジウンは「NESTMANAGEMENT」、パク・ゴヌクは「JELLYFISH ENTERTAINMENT」、そしてキム・テレはWAKEONE所属です。
このように、ZEROBASEONEは複数の事務所から集まった才能ある練習生によって結成された「合同プロジェクト」的なグループです。そのため、通常の1社単独マネジメントとは異なり、各メンバーのスケジュール調整や権利関係などは、関係事務所同士の綿密な調整によって成立しています。
この体制には、多様な才能が一つのグループに集まるというメリットがあります。しかし一方で、運営が複雑になることや、今後の方向性に関して全員の合意を取りづらいといった課題も伴います。それでも、この仕組みにより国境を越えた人気や注目を集めており、グローバル展開には大きな強みとなっています。
解散後は各メンバーが元の事務所へ戻る?
ZEROBASEONE(ゼロベースワン)は、期間限定のプロジェクトグループとして活動しています。契約期間は2年6ヶ月とされており、2026年1月頃に終了予定です。その後、メンバーはどうなるのか気になる人も多いでしょう。基本的には、解散後に各メンバーは元の所属事務所に戻ると考えられています。
なぜなら、ゼロベースワンはCJ ENM傘下の事務所「WAKEONE」がプロジェクトの運営を担当しているものの、メンバーの所属事務所は統一されていません。番組デビュー時から、各メンバーはそれぞれの事務所に在籍したまま共同活動を行う形をとっており、解散後にはその関係性が元に戻るのが自然な流れとなります。
過去の同様の事例を見ても、たとえばIZ*ONEやWanna Oneのメンバーたちは活動終了後、それぞれ自分の事務所に戻り、ソロや新グループ、俳優、モデルとして個別に活動を再開しました。ZEROBASEONEのメンバーたちにも同じような道が用意されている可能性が高いです。
実際、既に一部メンバーは個人での活動準備を進めている様子も見られます。例えばキム・テレはドラマの挿入歌を担当する予定があり、ジャン・ハオやリッキーは中国国内での人気が非常に高く、現地での活動再開が期待されています。また、キム・ジウンのように俳優としてのキャリアを積んできたメンバーは、演技方面での活動を視野に入れているかもしれません。
ただし、メンバー全員がすぐにデビューや個別活動を始められるとは限りません。特に若いメンバーや経験の浅いメンバーは、再び練習生として準備期間を経る可能性もあります。また、事務所の方針やメンバー本人の意思によっては、活動休止や進路変更も考えられるでしょう。
このように、解散後の進路は事務所ごとに異なりますが、それぞれの個性と才能を生かした新たなステージが待っていることは間違いありません。ファンにとっては寂しさもあるかもしれませんが、それぞれの道を応援していく気持ちが大切です。
ゼロベースワン事務所との関係と今後の活動
- 日本デビューは事務所の連携で実現した
- ZB1のマシューはどこの国の出身?
- メンバーの国籍は?多国籍グループの魅力
- 最年少ユジンの所属事務所とは?
- ゼロベースワンの解散後の進路はどうなる?
- ゼロベースワンの楽曲制作に事務所はどう関与?
- 事務所が支えるゼロベースワンのライブ活動
日本デビューは事務所の連携で実現した
ZEROBASEONE(ゼロベースワン)の日本デビューは、韓国と日本それぞれの事務所の密な連携によって実現しました。この仕組みはK-POPのグローバル展開において非常に重要なポイントであり、ゼロベースワンの活動戦略の中核を担っています。
まず、ゼロベースワンの韓国での所属事務所は「WAKEONE(ウェイクワン)」です。WAKEONEは韓国の大手エンターテインメント企業CJ ENMの傘下にあり、音楽活動やプロモーション、育成のノウハウに強みを持っています。グループのデビューや楽曲制作、韓国内での活動はこのWAKEONEが中心になって運営しています。
一方、日本での活動は「LAPONEエンタテインメント」が担当しています。LAPONEは、日本の吉本興業と韓国のCJ ENMが共同出資して設立された事務所で、日本市場に特化したマネジメントとマーケティングのノウハウを活かしています。JO1やINIといった人気グループの活動実績があり、日本におけるK-POPアイドルのプロモーションにおいて高い信頼を得ています。
2024年3月にゼロベースワンが日本デビューシングル『ゆらゆら -運命の花-』をリリースできた背景には、この2つの事務所の連携が大きく関わっています。韓国での人気や実力をベースに、日本語の楽曲制作や現地のメディア対応、ファンイベントの企画などがスムーズに進行したのです。
このような日韓連携の体制は、ファンにとってもメリットがあります。日本語による情報発信が増えたり、日本国内でのイベントが開催されたりすることで、より身近にアイドルを応援できる環境が整っていくからです。
ただし、運営が2拠点に分かれているため、情報がやや分散しがちというデメリットもあります。最新情報を把握するためには、WAKEONEとLAPONE両方の公式アカウントやサイトをチェックすることが推奨されます。
ZB1のマシューはどこの国の出身?
ZB1(ゼロベースワン)のメンバー、ソク・マシューはカナダ出身です。グループの中では唯一のカナダ国籍を持つメンバーであり、その明るい性格と愛嬌あふれる言動で多くのファンから愛されています。
マシューは韓国系カナダ人で、韓国語と英語、フランス語の3か国語を話すことができます。トロントで育ち、子どもの頃からK-POPに強い関心を持っていた彼は、韓国でアイドルとして活動する夢を叶えるために単身で渡韓しました。その努力が実を結び、オーディション番組『BOYS PLANET』を通じてゼロベースワンのメンバーに選ばれました。
マシューの出身国であるカナダは、K-POPの世界でも比較的注目度が高まっている地域の一つです。グローバルな感覚とバランス感覚を持ち合わせた人材が多く、マシューもその例に漏れず、海外ファンとのコミュニケーションにも積極的に取り組んでいます。
また、彼の愛称である「ハッピーウイルス」は、その親しみやすい笑顔と前向きな性格からつけられたものです。オーディション時代から周囲を和ませる存在として支持されてきた彼は、グループ内でもムードメーカー的な存在として欠かせません。
こうして見ると、マシューのカナダというバックグラウンドは、ゼロベースワンの多国籍性を象徴する存在であると同時に、グローバルな活動における大きな武器でもあります。
メンバーの国籍は?多国籍グループの魅力
ZEROBASEONE(ゼロベースワン)は、韓国、中国、カナダという異なる国籍のメンバーで構成された多国籍グループです。具体的には、韓国出身のメンバーが6人、中国出身が2人、そしてカナダ出身が1人という構成になっています。このような国際色豊かなメンバー構成は、近年のK-POP界で注目されているグローバル戦略の一環でもあります。
多国籍グループの最大の魅力は、幅広いファン層にアプローチできる点にあります。言語や文化背景が異なるメンバーが共に活動することで、それぞれの出身国のファンに親近感を持たれやすくなります。例えば、中国出身のジャン・ハオやリッキーは、中国語圏のファンから非常に高い支持を得ています。また、英語とフランス語を話すカナダ出身のマシューは、欧米圏のファンとの距離をぐっと縮めています。
このような構成は、グループ内のカルチャーの融合にもつながります。異なる価値観や表現方法を持つメンバーたちが一緒にパフォーマンスを作り上げる過程は、ゼロベースワンの個性を際立たせる重要な要素です。国を超えた友情や協力の姿は、ファンにとっても感動的で、応援したくなる理由のひとつとなっています。
ただし、多国籍グループには課題も存在します。言語の壁や文化的な違いから、意思疎通が難しくなる場面もありますし、各国の活動スケジュールや法律の違いが影響することもあります。それでも、ゼロベースワンのようなグループが活躍しているのは、メンバーの努力と事務所の調整力があってこそです。
多様な国籍を持つメンバーが、それぞれの強みを活かしながら同じ夢に向かって進む姿は、まさに「0から1へ向かう旅」というグループ名の意味そのものと言えるでしょう。こうした国際的なチームワークが、ゼロベースワンを唯一無二の存在にしています。
最年少ユジンの所属事務所とは?
ZEROBASEONE(ゼロベースワン)の中で最年少のメンバーであるハン・ユジンは、「YUEHUA ENTERTAINMENT(ウィエファ エンターテインメント)」に所属しています。YUEHUAは中国に本社を持つ芸能事務所であり、韓国にも支社を構えており、K-POP市場でも広く活動しているグローバルなエンターテインメント企業です。
ユジンは2007年生まれで、ゼロベースワンの中では“マンネ(末っ子)”として知られています。年齢的にはまだ若く、ダンス経験もわずか1年ほどでしたが、オーディション番組『BOYS PLANET』ではNCT 127の楽曲を見事にパフォーマンスし、一躍注目を集めました。年齢に似合わない大人びた表情やステージ度胸も評価され、ファイナルではデビュー組に選ばれる快挙を果たしています。
YUEHUA ENTERTAINMENTは過去にも韓国や中国の両国で活躍するアーティストを多く輩出しており、マルチリンガルな環境や国際的な視野を重視した育成システムが特徴です。ユジンにとって、こうした環境はグローバルに活躍できる素地を整えるための大きな後押しとなっています。
また、ゼロベースワンの他のメンバー、ジャン・ハオ、リッキー、キム・ギュビンも同じYUEHUA所属であり、ユジンにとって心強い先輩たちが同じグループにいるというのも安心材料です。ただし、YUEHUAの本拠地は中国であるため、将来的な活動拠点がどこになるかについては流動的な面もあるでしょう。
それでも、今後ユジンがアーティストとして本格的に成長していくためには、YUEHUAという多国籍なフィールドを持つ事務所が大きな意味を持つことは間違いありません。若さと可能性を兼ね備えた彼の今後に注目が集まっています。
ゼロベースワンの解散後の進路はどうなる?
ZEROBASEONE(ゼロベースワン)は、期間限定で活動するK-POPグループとしてデビューしました。活動期間は2年6ヶ月とされており、2026年1月頃に契約満了を迎える予定です。この期限が近づくにつれ、ファンの間では「解散後の進路はどうなるのか?」という声が増えています。
前述の通り、ゼロベースワンのメンバーはそれぞれ異なる事務所に所属しています。そのため、グループの活動終了後には、多くのケースで元の事務所に戻って個々の活動を再開する可能性が高いです。過去に同様の形で活動していたIZ*ONEやWanna Oneのメンバーたちも、それぞれソロ歌手、俳優、モデル、あるいは別のグループで再デビューするなど、多彩な道に進んでいます。
ゼロベースワンのメンバーにもすでに個人活動の兆しが見られます。たとえば、キム・テレはドラマのOSTに参加予定で、音楽面でのソロ展開が考えられます。ジャン・ハオやリッキーは中国国内での圧倒的な人気があり、現地の番組や広告業界からも注目されているようです。さらに、俳優としての実績があるキム・ジウンは、演技活動に本格的に移行する可能性が高いと言われています。
一方で、まだ若くこれからの成長が期待されるメンバーは、一度練習生としての期間を経て再デビューを目指すケースも考えられます。このように、全員が一斉にソロやユニットで活動を開始するとは限らず、しばらくの準備期間を設けるメンバーもいるかもしれません。
ゼロベースワンが解散することはファンにとって寂しいことではありますが、解散=終わりではなく、新たなスタートでもあります。それぞれが歩む次の道にも、多くの期待が寄せられています。
ゼロベースワンの楽曲制作に事務所はどう関与?
ZEROBASEONE(ゼロベースワン)の楽曲制作には、事務所が大きく関与しています。特に韓国での活動においては、所属先であるWAKEONEが中心となって、音楽制作の企画・制作・プロデュースを一括で行っています。このように、事務所主導でクオリティの高い楽曲やコンセプトを提供する体制は、K-POPにおける一般的なスタイルでもあります。
WAKEONEはCJ ENM傘下の事務所であり、自社内で番組制作から音楽制作、映像コンテンツ、プロモーションまでを網羅しています。そのため、ゼロベースワンがリリースする楽曲は、単なる音源にとどまらず、ビジュアル、振付、MV、ステージ演出などが一貫した世界観で構成されており、完成度が非常に高いことで知られています。
また、日本での活動においては、LAPONEエンタテインメントが楽曲選定や日本語詞へのローカライズ、現地の音楽市場に適したスタイルへのアレンジを行う役割を担っています。2024年3月にリリースされた日本デビュー曲『ゆらゆら -運命の花-』も、LAPONEが日本のリスナーに響く内容にブラッシュアップしたことで話題となりました。
このように、ゼロベースワンの楽曲は、韓国と日本それぞれの事務所がそれぞれの強みを活かしながら共同で手がけています。一方で、メンバー自身が作詞や作曲に参加する機会は今のところ多くはありません。これはプロジェクトグループとして、全体の統一感を優先しているためとも考えられます。
ただし、今後メンバーの成長や表現力の高まりとともに、楽曲制作への参加が増える可能性もあります。メンバー自身が作詞した歌詞や、セルフプロデュースの曲が披露されれば、さらにファンとの距離が近づくことになるでしょう。ゼロベースワンの楽曲は、事務所の戦略とメンバーの魅力が融合して生まれるコンテンツであり、そのクオリティの高さがグループの人気を支える重要な要素になっています。
事務所が支えるゼロベースワンのライブ活動
ZEROBASEONE(ゼロベースワン)のライブ活動は、所属事務所の手厚いサポートによって実現されています。特に日韓両国に事務所を持つという体制が、ライブ展開において大きな強みとなっています。ゼロベースワンは韓国の「WAKEONE」と日本の「LAPONEエンタテインメント」によってマネジメントされており、それぞれの国でファンと直接触れ合う機会をしっかり確保してきました。
WAKEONEは韓国における音楽活動の中心を担っており、デビュー直後から大規模なショーケースや音楽番組への出演、さらに韓国国内でのファンイベントなどを継続的に開催しています。ステージ構成やパフォーマンスの演出には、同社が持つノウハウが活かされており、初公演ながらもクオリティの高いステージが実現されてきました。特に、彼らがデビューした2023年には「ZEROBASEONE DEBUT SHOW:In Bloom」や「2023 FAN-CON」といったイベントを通して、ファンとの交流を深めています。
一方、LAPONEエンタテインメントは日本での活動を支える重要なパートナーです。日本でのシングル発売にあわせて、2024年3月には「ZEROBASEONE FAN-CON IN JAPAN」が開催され、東京と大阪の2都市でファンに直接会える機会が提供されました。こうしたライブイベントは、現地ファンのニーズに応じた企画内容や、日本語でのトークコーナーなどが組み込まれており、日本市場に最適化された内容になっているのが特徴です。
また、ライブの運営には事務所側のリソースが不可欠です。ステージ演出や照明、音響、ダンサーの手配、さらにはセキュリティやファン対応まで、全てが事務所のマネジメント能力に支えられています。とくに短期間で大規模な動員を必要とするK-POPライブでは、こうした運営の質が成功のカギを握ります。
もちろん、全てが順風満帆というわけではありません。多国籍グループならではのスケジュール調整や、言語面での準備、さらには公演の地域によって異なるファン文化への対応など、課題も多く存在します。しかし、それを乗り越えてライブを成功させるたびに、ゼロベースワンはより大きなステージへと成長しています。
これからもWAKEONEとLAPONEの協力体制のもと、より多くの都市でのライブ開催や、ファンとの新しい形の交流が期待されます。彼らのライブ活動は、単なるパフォーマンスの場にとどまらず、ファンとの信頼関係を築くための大切な時間であり、それを支える事務所の存在が欠かせないのです。
ゼロベースワンの事務所に関するまとめ情報
記事のポイントをまとめました。
- 韓国ではWAKEONE、日本ではLAPONEが活動を管理
- WAKEONEはCJ ENM傘下の芸能事務所である
- LAPONEは吉本興業とCJ ENMの合弁会社である
- ゼロベースワンは2つの事務所に同時所属する体制
- グループ誕生のきっかけはオーディション番組『BOYS PLANET』
- 日本デビューは両事務所の連携により実現された
- 所属先のLAPONEにはJO1やINIなどの先輩グループがいる
- メンバー9人はそれぞれ異なる事務所に所属している
- メンバーの所属事務所にはYUEHUAやMNHなどが含まれる
- 解散後は各メンバーが元の事務所に戻る見通し
- マシューはカナダ出身でMNH所属のグローバルメンバー
- 多国籍構成により幅広い国でファン層を獲得している
- YUEHUA所属のメンバーが複数在籍し、支え合っている
- 楽曲制作には事務所の制作チームが深く関与している
- ライブ活動は日韓両事務所の運営力により支えられている